我が子と一生のうちで一緒に過ごせる時間は、とてつもなく短い
小さな赤ちゃんや、手のかかる幼児期のお子さんを子育て中のママは、とっても忙しくて「あぁ、この大変な時間がずっと続くのか…」なんて思うこともありますよね。
はい、私もそう思っていました。
「早く自分の時間が欲しい」
「ゆっくり食事がしたい」
「のんびりお風呂に入りたい」
「自分の好きなものをゆっくり買い物したい」
そんなこと、考えたりしませんか?
日々の育児に追われていると、この忙しい日々が永遠に続くように思えて、ふと、一人の時間が欲しくなったりします。
でもね
平成23年度 社会生活基本調査
(総務省統計局)の調べによると
我が子と生涯一緒に過ごせる時間は
ママ 約7年6ヶ月
パパ 約3年4ヶ月
なんだそうです。
このデータは、子供が高校を卒業したと同時に親元を離れたと仮定し、1日=24時間として、実際に一緒に過ごす時間を日数として表したものなので、もちろんすべての人に当てはまるわけではありません。
けれど、親と子供が24時間ずっと一緒に過ごすのは、生まれたての新生児のときくらい。
赤ちゃんの時から未就園の頃は、寝ている時間以外は、ずっと一緒に過ごしますが、子供が保育園や幼稚園に行くようになると、一日中、ずっといっしょではなくなります。
学校に通う頃には、なおさら。学校以外にも習い事だったり、お友達と遊んだりして、親以外の人と過ごす時間が少しずつ増えていきます。
ママが仕事をしているなら、一緒にいる時間はもっと少なくなりますね。
我が家の長男はもう高校生。確かに朝の1時間と、部活から帰宅して寝るまでの3時間くらいしか家にいないし、一緒に過ごすのは1日2~3時間だな
この調査によると、
幼稚園に入園する頃には、子供と一緒に過ごす時間の約18%が終わり、卒園する頃には一緒に過ごす時間の32%が終わるそうです。
この時点で、すでに3分の1が終わってる…
そして小学校を卒業するころには、一緒に過ごす時間の半分以上、55%が終わってしまうんだそうです。
高校を卒業して、親元を離れるころには、73%が終わる。
数字に換算すると、本当にあっという間に、子供との時間は過ぎ去ってしまうのです。
今は何かと大変で、この大変さが永遠に続くように思えるかもしれないけれど、今は永遠には続かないのです。
むしろ、あっという間に終わってしまう。
子供が大きくなった時に「もっと一緒に過ごしたかった」と願っても、小さな可愛い時期はもう戻ってこないのです。
ちょっと子供に怒ってしまったり、なんとなくイライラしてしまったときに、ふと、この「一緒に過ごせる時間」について、思い出してみて欲しいのです。
きっと、昨日よりも、我が子との時間を大切にしようと、ちょっとだけ思えるはずだから。
育児で忙しく大変日々は、子供とずっと過ごせる幸せな時期でもあるのです。
お子さんとの時間、あとどれくらい残っていますか?
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