2020年4月29日、おかあさんといっしょの名曲「ぼよよん行進曲」が、体操のお兄さん小林よしひさお兄さんの呼びかけによって、歴代のお兄さん、お姉さん、そして作曲者の中西圭三さんらが集まり、「大集合 ぼよよん行進曲 お兄さんお姉さん中西圭三さんといっしょ」として、YouTubeで公開されました!
新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛が続く中、「子供たち、お父さんお母さん、世の中の家族の皆さんに、元気と笑顔を届けたい!」「少しでもみんなが元気になれる事、出来る事はないかな?」と考えて、この企画が立ち上がったそうです。
小林よしひさお兄さんのブログ
よしひさお兄さん曰く、「元気になる曲はたくさんあるけど、個人的にも大好きで、最近現役のお兄さんお姉さんが歌って踊ってくれて、私自身とても勇気や元気をもらえた曲」というぼよよん行進曲。
私も、この曲は大好きで、たくさんの元気をもらいました。
まずは、今回の「大集合 ぼよよん行進曲」をまだご覧になっていない方は、ぜひYouTubeで聴いてみて下さいね。
圧巻ですね!
明るくて前向きで、元気が出るこの歌なんですが、実は泣ける歌でもあるのです。
ぼよよん行進曲は、どんな歌?
ぼよよん行進曲は、子供向け番組「おかあさんといっしょ」で2006年に当時のお兄さん今井ゆうぞうさんと、お姉さんのはいだしょうこさんが初めて歌い、その後も歌い継がれている曲です。
2006年生まれの我が家の長男は、ゆうぞうお兄さん、しょうこお姉さん世代です!
前向きな歌詞で、曲調も明るいので、おかあさんといっしょのコンサートでも人気の曲となっています。
「ぼよよん行進曲」の歌詞はこちら
ぼよよん行進曲は、なぜ泣ける?
歌詞も前向きだし、メロディーも明るい「ぼよよん行進曲」ですが、なぜ泣けるんでしょうか?
歌詞を見ると
- どんなたいへんなことがおきたって
- おしつぶされそうな そんなときだって
という、困難にあたった時のこと、そして
- とびあがってみよう
- とびこんでみよう
困難に立ち向かっていこうというメッセージ、それから
- えがおでまってるきみがいる
- はじめてのあしたへつづく
困難の先には明るい未来が待っていることが綴られています。
明るい曲なのに泣けてしまう理由は、この歌詞にも秘密がありそうです。
ぼよよん行進曲は、ママの応援歌?
「おかあさんといっしょ」は子供向けの番組ですが、子供に向けた歌だけではなく、お母さんに向けた歌もたくさんあります。
- ありがとうの花
- メダルあげます
- ママのたからもの
- ありがとう おかあさん
などなど…
「これは泣いちゃう!」っていう曲がいっぱい。「ぼよよん行進曲」も、同じようにママに向けた応援歌という気がします。
大変なことや押し潰されそうなこと、子育てしてるとたくさんあります。初めての子育てで、わからないことばかりで、手探りでの子育て。
イヤイヤ期を迎えた我が子に怒ったりイライラしてしまうことも。
だけど、どんな壁に当たっても、飛び上がって飛び越えていけば笑顔で待ってるきみ(子供)がいる。きみとの初めての明日に続いていく。
だから、くじけることもあるけど前向きに頑張って!
そう言って、ママの背中を押してくれているような歌詞にも思えます。
その歌詞が、中西圭三さんの作った素敵なメロディーに乗ることで、明るい曲調ながらも、なぜか涙腺がゆるんでしまうのではないでしょうか。
ぼよよん行進曲を親子で楽しんで
今回の「大集合 ぼよよん行進曲」を私も子供たちと一緒に聴きました。
既に中学生になっている長男長女は「この曲覚えてるー!」と言い、初めて聴いた4歳の次女は「ぼよよよ~ん!面白い♡」と笑顔でした。
11年前、まだ3歳だった長男と「おかあさんといっしょ」を見ながら、「ぼよよん行進曲」を一緒に聴いていたこと。初めての育児でいっぱいいっぱいだった私が、この歌に救われたこと、涙が出ながらも「お母さん、ぼよよよーんってやって!」と長男にせがまれ、ぼよよよーん!って長男を持ち上げて遊んだこと…………たくさん思い出しました。
10年以上たっても、色褪せない素敵な曲。
子供にとっては、明るくて楽しい。ママにとっては明るいんだけどなぜか泣ける。そんな不思議であたたかい「ぼよよん行進曲」を、これからも歌い継がれていくことを願います。
子育てでくじけそうなとき、つらくなったとき、ぜひ「ぼよよん行進曲」で勇気をもらって下さいね。
そして子供と一緒に、ぼよよよーん!と跳んで、楽しんじゃいましょう♡
子供の成長はあっという間で、おかあさんといっしょを一緒に見る時間も、ほんの限られた数年間です。
でも、その時一緒に聴いた歌は、ずっと心に残っていくから、かけがえのない今を、心の引き出しにたくさんストックしておきたいですね。
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