入園グッズは手作りじゃないとダメ？

間もなく４月！入園、入学シーズンですね。幼稚園や保育園、こども園などの入園のときに、ママ達の頭を悩ませるのがレッスンバッグや着替え袋といった通園グッズをどうするのか。

手作りするか？既製品を買うか？悩むところですよね。

可愛い我が子のために、手作りしてあげたいけれどお裁縫は苦手。でも、周りのママは手作りをしてる……。

中には「子供の通園バッグは手作りして当然」、「既製品を買うなんて可哀想」などと、手作りじゃなければダメという意見を押し付けてくるママもいるとか、いないとか。

レッスンバッグや着替え袋、お弁当袋にスモック……通園グッズはとにかくたくさんあるので、お裁縫が苦手なママにとっては、手作りするとなるとかなり大変です。

今回は入園グッズは手作りじゃないとダメなのかを悩むママに向けての記事です。

入園グッズを手作りするママはどれくらいいるの？

通う園や地域柄にもよって変わってくると思いますが、筆者の経験からすると多くても半数くらいかと思います。

幼稚園によっては「なるべく手作りで用意してください」という指定をしてくる場合もありますが、それは珍しいケース。だいたいの園はサイズの指定こそあれ、「手作りでも既製品でも構わない」といったところが殆どです。

通園グッズを手作りしなきゃダメと思っているママは

そんな考えがあるのではないでしょうか？

確かに、ママが時間と手間をかけて通園グッズを作ることは、ひとつの愛情のかたちだと思います。でも、だからといって手作りじゃないから愛情がないというのは間違いですよね。

お裁縫やハンドメイドは、得意な人と苦手な人がいます。得意なママなら子供の喜ぶ通園バッグやお弁当袋を作るのも楽しいでしょうが、苦手なママにとっては時間と労力をかけても、なかなか納得のいくものが出来ない事も考えられます。

時間と手間をかけても、上手に作れないのであれば、子供の好きなキャラクターのバッグや、子供の喜びそうな柄のスモックなどを選んで買ってあげるのも、またママの愛情だと思います。

作ってあげることだけが愛情ではなく、大切なのは子供の事を考えて、選んであげることです。「こんなの似合いそうだな」「これなら喜んでくれるかな」と、我が子の事を思いながらママが選んでくれたものであれば、それが手作りでも既製品でも愛情に変わりはないのです。

手作りだから愛情があって良いママ

手作りしないから愛情がなくてダメなママ

そんな事は絶対にありませんので、安心して下さいね。

でも、周りのママは手作り派が殆どだから、一人だけ既製品はちょっと気が引ける……

そんなママはハンドメイドのオーダーを利用するのもひとつの手です。

手芸店で好きな生地を選んで、作ってもらえるサービスもあれば、メルカリ、minneなどのサイトでも多数のハンドメイド作家さんがオーダーで通園バッグやスモックなどの通園グッズを販売しています。

自分では作れないけど、ハンドメイド作家さんにお願いすることで、時間と手間をかけずに可愛い手作り品を手にすることが可能です。

仕事や家事育児で忙しいママにとっては、便利なサービスはぜひ取り入れていきたいですよね。

実は私も一人目の長男が幼稚園に入園するとき、周りのママたちが揃って手作りする！というので、お裁縫は大の苦手だったのですが、頑張って手作りしたのです。ものすごい時間と手間をかけて。

長男は喜んで使ってくれましたが、私としては出来栄えは決して納得のいくものではなく、お裁縫上手なママが作ったバッグと比べると、その出来栄えの差に愕然としたものです。

そして２人目の長女のときは悩んだ末にハンドメイド作家さんの作品を購入しました。

長女は手作りではないけれど、お気に入りの柄のバッグをとても喜んでくれて、周りのお友達にも好評でした。

そう、子供にとって手作りか手作りじゃないかは、ママが考えているよりもそんなに重要ではないんですよね。気に入ったものであれば、ママの手作りでも、ママ以外の手作りでも、既製品でも喜んでくれます。

そして、苦手なお裁縫を時間と労力をかけてやるよりもハンドメイド品や既製品を購入したほうがその時間と労力を子供と遊ぶ時間と体力に使えるのです！お裁縫が苦手な私にとっては、同じ時間をかけるなら、子供と遊んであげたほうが良いという結論に至りました。

作ってあげるのも、ママの愛。

作るのをやめて、その時間を子供とたくさん遊んであげるのも、ママの愛。

愛情の形は様々ですが、我が子を思う気持ちはママならみんな一緒です。

お子さんが春から楽しく通園出来るように、お気に入りの通園グッズを選んであげたいですね。