赤ちゃんのでべそ【臍ヘルニア】

赤ちゃん
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でべその赤ちゃんって意外と多いですよね?調べによると、赤ちゃんの5~10人にひとりはでべそだとか。

我が子も、3人ともでべそでした!

1人目も2人目も、でべそだったのですが、気付いたら1歳頃にはひっこんでいたので、赤ちゃんって生まれたときはだいたいでべそなのかなくらいに思ってました(笑)

なので、3人目が生まれたときも同じくでべそだったのですが、特に最初は気にすることなく…でも、なんだか上の二人よりも出てるような気がする…ん?あれ?やっぱ出すぎじゃない?

そう思い始めた頃に、一ヶ月検診で「臍ヘルニアですね。圧迫療法したほうが早く治りますよ」と言われました。

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臍ヘルニアって?

そう、赤ちゃんのでべそは、正式には臍ヘルニアと言うのです。臍ヘルニアって、具体的にはどういう状態なのでしょうか?

臍ヘルニアは、出産時にへその緒が取れて穴が開いた状態になった部分が、うまく閉じなかった場合に起こります。穴の閉じ方が不完全だと、赤ちゃんが泣いたりする度に、お腹の内側から加わる腹圧によって、お腹の中にある腸管などの臓器が、皮膚に覆われた状態で飛び出してしまうのです。

お腹の筋肉が発達するにつれて、生後6ヶ月くらいから1歳くらいまでの間には、自然に治ることが多いそうです。

臍ヘルニアの圧迫療法とは?

それでは、圧迫療法とはどのようなものなのでしょうか?圧迫療法は、綿球やスポンジを臍ヘルニアに強く押しつけて、上からテープで押さえるという方法です。臍ヘルニアは自然に治ることもありますが、早めに圧迫療法を行った赤ちゃんのほうが、自然に治るのを待つよりも、やや早めに治ることが多いようです。

また、圧迫療法をした場合は、治ったときにおへその形がきれいになるメリットもあるそうです。でべその期間が長いと、おへその皮膚が伸びてしまうので、治ったときに皮膚のたるみが目立つケースがありますが、圧迫療法でしっかりと圧迫しておけば、皮膚のたるみを少なくすることができるのだとか。

ということで、我が家の3人目は圧迫療法をしました。

お風呂上がりに綿球をおへそにぐーっと強く押し付けて、テープで✕に固定。なんて原始的な方法………。

その時の写真がこちら。

大きく✕に貼られたテープが、面白い。

でべそもすごかったけど、お腹もすごい!(笑)

1~2ヶ月くらい続けたら、すっかりおへそも引っ込み、3歳の今では綺麗なおへそになっています。

上の二人は圧迫療法せずに自然に治ったので、圧迫療法は必ずしも必要ではないのですが、早く綺麗に治るのであれば、お風呂上がりのケアがひとつ増える程度なので、赤ちゃんやママの負担にはさほどならないと思います。

臍ヘルニアは手術になることも?

圧迫療法で治したり、自然に治ることも多い臍ヘルニアですが、1歳を過ぎても残っている場合は、手術を検討することもあるそうです。

1歳までに閉じなかった場合、そのまま待っていても自然に治らない可能性が高いためだとか。ただ、1歳になったから即手術をするのかというと、決してそんなことはなく、その後また1年ほど経過を見て、手術するかどうかを決めるケースが多いようです。

だって、でべそは健康的な理由というよりは見た目的な理由ですから、そのままでも健康被害がある訳ではありません。大きくなったときにでべそのままで、見た目を気にするかどうかですよね。

保育園や幼稚園などの集団生活に入ったときに、「でべそ」ということでからかわれたりするのを親が心配したり、本人が気にするようになれば手術という選択肢もあるでしょうが、さほど気にならないようであれば、そのままで様子を見るということになります。

放っておいても治るケースが多い臍ヘルニアは、さほど気にするものではありませんが、圧迫療法をすることで、早く綺麗になりますので、1歳過ぎて治らずに心配するくらいなら、お医者さんにご相談の上で早めに圧迫療法をするのもひとつの手だと思います。

でも、赤ちゃんのでべそって………可愛いですよね♡

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