赤ちゃんの離乳食もだいぶ進み、生後9~10ヶ月の離乳食後期になると手づかみ食べをする赤ちゃんも増えてきますね。好奇心旺盛な赤ちゃんだと、もっと早いことも…。
今まではママに食べさせてもらった離乳食を、赤ちゃんが自分の手で食べるようになる手づかみ食べは、赤ちゃんの成長にとって欠かせないステップ。
…とはわかっていても、毎回離乳食をぐちゃぐちゃにされたり、テーブルも服も床も汚くなったりして、ママとしては成長を喜んでばかりもいられず、イライラしてしまうことも。
そんな離乳食後期の手づかみ食べ、これは手づかみされたら困る!メニューと、手づかみ食べでのイライラを少しでも減らす方法をご紹介したいと思います。
こんな食材は手づかみ困る!イライラしちゃう食材ベスト3
手づかみ食べが始まると、ママはなるべく食べやすいように野菜スティック、お焼き、蒸しパンなどの、つかみやすくて汚れにくいメニューを用意しますよね。
でも、赤ちゃんはなんでもかんでも手づかみしたがる。つかみにくくても、汚れやすくても関係ないんですよね。
離乳食後期に手づかみされて困ったメニューを集めてみました。
納豆
はい、納豆。これはもう勘弁して欲しい。お願いだからママにやらせて欲しい。
納豆手づかみ→口に入れる→頭触る→髪の毛になすりつけるのフルコンボされると、イライラ通り越して片付ける気力がなくなります。
納豆恐怖症になり、しばらく封印していました……お焼きにして食べさせるのがベストですね。
ヨーグルト
ベビーダノンなどのヨーグルトも、手づかみされると困る。そもそもヨーグルトつかめないよ!ママがスプーンで食べさせるよ!と思っても、気づいたら顔中ヨーグルトまみれ。
ヨーグルトのおひげつけて可愛い~と写真を撮るものの、何度もやられるとさすがに困る。
スパゲティナポリタン
後期になると、ケチャップなども使うようになり、柔らかく茹でたパスタにケチャップで味付けをした離乳食ナポリタンなども与える機会がありますね。
お子さま大好きナポリタン。でもケチャップ強敵!お洋服もれなく洗濯!!
本音は掃除や洗濯が大変だからイヤ。でも赤ちゃんが喜ぶから出す。そして大惨事。この繰り返しなのです…。
あとは圏外ですが「おかゆ」も困る。「軟飯」でおにぎりだと手づかみ食べで良いのですが、まだ軟飯までいかずに五倍がゆくらいを食べている時期だと、おにぎりには出来ない。でも手で食べたがる。
赤ちゃんも米粒まみれなら、ママも米粒まみれ。気付いたら色んなところに米粒ついてる!なんてことも。
離乳食後にお買い物や支援センターに行ったら、私の洋服の裾に米粒がついていて、恥ずかしい思いを何度もしましたよ~
手づかみ食べにもおすすめ!離乳食スイーツ
手づかみ食べのときに、ママのイライラを減らす方法
イライラするくらいなら、私が食べさせる!と思っても、手づかみ食べは赤ちゃんの成長にとって大切な行動。ぐちゃぐちゃにされてイライラする気持ちをおさえて、自由に手づかみ食べをさせてあげたいですよね。
手づかみ食べをさせつつ、ママのストレスが溜まらない方法をいくつか紹介します。
床に新聞紙を敷く
イライラしちゃう原因のひとつは掃除。
ただでさえ、後期になると3回の離乳食作りで大変なのに、それに加えて食後の掃除も3回となると、ママは疲れてしまいます。
赤ちゃんの座るベビーチェアの下にだけ、お食事中は新聞紙を敷いておくと良いですよ。フローリングやカーペットだと拭き掃除をしなきゃいけないけど、新聞紙を敷いておけば、こぼれた離乳食ごと丸めて捨てられます!
見た目はお洒落な食卓じゃなくなりますが、期間限定の今だけと割りきってしまえば、掃除のストレスから少し解放されますよ。
袖付きのお食事エプロンを使う
離乳食初期~中期ならシリコン製のスタイでも充分ですが、後期になり手づかみ食べが始まると、シリコンスタイではお洋服の汚れを防げない。
シリコンスタイのポケットに落ちたものを、また手づかみしようとして更に汚れることも。
我が家の子供たちもシリコンスタイを振り回して、食べこぼしポケットに入った離乳食を顔中にくっつけていたので、離乳食後期からは長袖のお食事エプロンにシフトチェンジしました。
こんなタイプのお食事エプロンですね。
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袖付きだからお洋服も汚れないので、食事のたびにお着替えをするストレスからは解放されました。
スプーンを持たせておく
まだスプーンやフォークを上手に使える時期ではありませんが、嫌がらなければスプーンを持たせておくのもひとつの手です。
両手がフリーだと、両手でぐちゃぐちゃされてしまいがちですが、片手にスプーンを持たせておくと、手づかみも片手になるし、スプーンに興味がいってぐちゃぐちゃの被害も少し軽減されますよ。
手づかみ食べ用とママが食べさせる用の2つを用意しておく
赤ちゃんには自由に手づかみ食べさせたいけど、全てを手づかみにさせていたら、ぐちゃぐちゃになる割にはあまり口に入らず、なんだか汚されただけ…なんて事、よくあります。
せっかくママが作った離乳食、ぐちゃぐちゃにされるばかりじゃなくて食べてもらいたいですよね。
そんなときは赤ちゃんが自由に手づかみ食べできるお皿と、ママが食べさせてあげるお皿を用意するのです。
赤ちゃん用は、もう自由。食べなくてぐちゃぐちゃになってもいいと諦める量を。
ママが食べさせる用は、赤ちゃんの目の前には置かずにママが持つ。
赤ちゃんがご機嫌よく自由にぐちゃぐちゃしている隙をみて、ママ用をスプーンでお口に入れてあげるのです。
手づかみすることに夢中だと、意外と口に運んだものをそのまま無意識に食べてくれることも多いので、赤ちゃんの自由に食べたい!触りたいという、欲求を満たしつつ、ママのせっかくだから食べて欲しいという欲求も満たせます。
ぐちゃぐちゃされるのは今だけと割りきって
赤ちゃんが食べ物をぐちゃぐちゃしたり汚したりするのも、ほんの数ヶ月の間だけです。
そのうちスプーンを使えるようになり、手づかみ食べでも汚さないように上手に食べる日が、数ヶ月後には必ずやってきます。
今は、上手に食べられるようになるための練習をしている期間だから、ぐちゃぐちゃするのも汚れるのも、きちんと食べられないのも当たり前。せっかく作ったのに食べてくれない、いつもぐちゃぐちゃにされて掃除ばかりで疲れるとネガティブに考えすぎず、いつか上手に食べられる日を待ちましょう。
それまではママの後片付けが少しでも楽になる方法を実践して、少しでもママのストレスを軽くして、手づかみ食べと付き合っていきたいですね。
ぐちゃぐちゃの離乳食で汚れた可愛いお顔を写真で撮るのもおすすめです!客観的に見ることで、イライラしてた気持ちが、「うわぁ~こんなに汚して可愛い!」って、前向きに思えるかもしれませんよ。
数ヶ月後、数年後にその写真を見返した時には、こんなに可愛い顔で必死に手づかみ食べして、なんて可愛いかったんだろうー!っていう良い思い出になってますよ♡
離乳食完了まで、もう少し。イライラを手放して、今だけのぐちゃぐちゃ手づかみ食べも、いっそのこと楽しんでしまいましょう♪
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