春になると、公園で補助輪なし自転車の練習をしている親子をよく見かけます。
小学校入学前には補助輪をはずしたい…と考える親も多いですよね。
でも、最近は小学校入学よりも早く、4~5歳で補助輪なし自転車に乗れるようになる子も多いです!
その理由は、ズバリ!ストライダー。
いわゆる、ペダルなしのバランスバイクですね。
2歳から乗れるので(早い子は1歳半くらいから乗ってる子も)、早いうちからストライダーに乗っている子は、バランス感覚が身に付き、補助輪なし自転車にも抵抗なく乗ることが出来ます。
我が家の長男、長女はストライダー世代ではないので、三輪車から補助輪付き自転車にステップアップしました。補助輪なしに乗れるようになったのは、二人とも5歳頃でしたね。
長男、長女のときは補助輪をはずすのに結構苦労して、毎日のように公園で特訓(?)してようやくはずれたのですが、3人目の次女は後々になって苦労しないように、ストライダーに乗せて早めに補助輪をはずしたいと考えていました。
その結果、3歳11ヶ月で補助輪なし自転車に乗ることが出来たのです。
今回は、3歳から補助輪なし自転車に乗れるようになった方法とコツをお伝えします。
補助輪なしに乗れるようになる為にはストライダー必須?
ストライダーって、乗る期間が短い割には、結構いいお値段がします。
クラシックタイプで11990円、スポーツタイプなら14850円、上位モデルだと二万越えです!!庶民にはなかなかお高いです!!
価格:11,990円 |
価格:14,850円 |
まぁ、さすがのブランド力といいますか、公園でストライダーとその他のバランスバイクを比べると、やっぱりストライダーは輝いていますけどね(笑)
ブランドが気になる方は、迷わずストライダーで良いと思うのですが、我が家はブランドは気にしないので、安全性とコスパ重視だったので、ストライダー以外に何か良いバランスバイクがないのか、徹底的に比較しました。
そして、たどり着いたバランスバイクがあるのです。
ストライダーよりもおすすめなバランスバイク
それが、コチラ
トイザらスのAVIGO トレーニングバイク
トイザらス AVIGO 16cm 安定感バツグン!トレーニングバイク(ピンク) 価格:5,499円 |
ストライダーに比べると
- 車輪が小さい
- タイヤの幅が太い
- お値段は半分以下!
やはり最大の特徴はタイヤの太さ。このタイヤの太さのおかげで安定感バツグンです!ストライダーだとグラグラしすぎて上手く前に進めない子でも、このAVIGOなら大丈夫!転倒の不安も少なく、バランス力を鍛えることが出来ます。
そして、なんといってもお値段!!
ストライダーの半分以下ですよ!…じゃあ作りがオモチャみたいなのか?というと、そんな事は全然ありません。かなりしっかりとした作りです。
公式サイトには対象年齢3歳からとなっていますが、我が家の次女は2歳半で購入しました。
写真のように、サドルを結構高くしていますが、足はぴったりついているので、恐らくストライダーと同じく、2歳からでも大丈夫ではないかと思います。
2歳半~3歳10ヶ月までの約一年半、このAVIGOを乗り回した結果、最初は足で道路をトコトコと歩きながら進む程度だったのが、最後の方には地面を蹴って足を浮かせた状態で数メートルバランスをとりながら走れるようになりました。
補助輪付き自転車で、ペダルをこぐ練習をする
AVIGOバランスバイクが乗りこなせるようになると、バランス力とハンドリングはバッチリなので、あとはペダルをこぐ力とブレーキ操作が必要です。
ストライダーの上位モデルや、その他のバランスバイクの中には、ペダルを後付けできるものもあるのですが、残念ながらこのAVIGOはペダルの後付けは出来ません。
ペダルを後付け出来るストライダー14x
価格:26,950円 |
ここからは、バランスバイクではなく自転車での練習に移行しましょう。
いきなり補助輪なし自転車にチャレンジしても良いのですが、前述のようにAVIGOバランスバイクではペダルをこぐ力とブレーキの使い方は学ぶことが出来ません。
ですので、まずは補助輪をつけた状態で
- しっかりとペダルをこぐことが出来る
- ブレーキを使って止まることが出来る
この2点が出来るようになる事を確認して下さい。
この2点が出来るようになれば、あとは補助輪をはずしてチャレンジです!
ちなみに、次女の場合は補助輪付き自転車の練習期間はおよそ半月程度でしたが、この期間には個人差があると思いますので、お子さんの進度によって、補助輪なしにチャレンジする日を決めてくださいね。
補助輪なしの練習での注意点
補助輪なし自転車に乗せるときの注意は
- ヘルメットを必ず付ける
- 必要に応じて肘膝のプロテクターも
- 必ず地面に足がつくことを確認する
- 必ず親が近くに付き添う
ペダルを漕ぎだす最初が、いちばん力が必要になりますので、漕ぎ出してスピードに乗るまでは、必ず親が自転車の後ろ(もしくはハンドル部分)を支えてあげて下さい。
スピードに乗ったら、そっと手を離してみましょう。バランスバイクでしっかりとバランス力が備わっていれば、思いの外簡単に乗りこなせるはずですよ!
ただし、走り回るのはすぐに出来ても、問題は止まるときです。
補助輪付き自転車でブレーキの練習をしていても、補助輪があればブレーキだけで良いのですが、補助輪なしの場合はブレーキをかける→足を地面につけるという二段階の動きが必要になります。
この地面に足をつけることが、なかなか出来ないケースが多いのです。
補助輪があれば自転車は自立するから、ブレーキさえかければ良かったんですが、補助輪なしは足で支えないと転倒しちゃうので、転ぶ恐怖心で出来ない子や、ブレーキと足をつく二つの動きをすぐに覚えられない子が多いのだと思います。
しっかりと地面に足をつけて、自分で止まれるようになるまでは、付き添うパパママはちょっと大変ですがらブレーキ直後に倒れないよう支えてあげて下さいね。
最後は本人のやる気次第
AVIGOバランスバイクから補助輪付き自転車に変えて半月がたったある日、次女は突然「補助輪はずしてみたい」と言ったのです。
ペダルをこぐ力もブレーキも、ある程度出来るようにはなっていたけど、正直なところまだペダルなしデビューは早いかな?と思っていました。
でも「はずしてみたい、やってみたい」次女本人の熱意に負けてチャレンジしたところ、なんとその日に補助輪なし自転車が乗れるようになったのです!
思い返せば、長男が補助輪なし自転車デビューした時も、最初は親から「練習してみよう」と提案してチャレンジしたものの、本人のやる気がなく、何度練習しても転んでばかりでした。教える私も「まだ無理か……」と半ば諦めて、一旦チャレンジを中断したのです。
けれど、数週間後に周りのお友達が補助輪なし自転車デビューしている姿を見た長男が「もう一回練習してみる!」と言い出したんですよね。
すると、あんなに出来なかったのが嘘のように、一日で乗りこなせるようになりました。
補助輪なしに乗れるようになるには、やり方は色々あるかもしれません。でも、どんな方法であれ、最終的には子供本人のやる気があれば、必ず出来るようになるのです。
「補助輪なし自転車に乗れたらカッコいいな、やってみたい!」と子供が思うその時まで、ママは寄り添ってサポートしてあげたいですね。
バランスバイクデビュー前の小さなお子さんには、こちらもおすすめです!
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