母乳ダイエットってホント？母乳なのに痩せない！

と、産後に心の中で叫んでいたのは私です。

母乳ダイエットとか、母乳あげてるうちは痩せるからどれだけ食べても平気なんていう言葉を真に受けていたら、あれれれ？全然痩せないんですけどー！って方、私以外にもたくさんいますよね？きっと。

体重はなかなか元に戻らないし、お腹もぷよぷよのまま！母乳ダイエットなんて、嘘だったんだー！！どうしてくれるんだ！！

そう叫んでるママ、いますよね？

本当に、母乳ダイエットって、嘘なのでしょうか？母乳で痩せるって本当？

母乳育児は１日450～500kcal消費するので、痩せることは可能

赤ちゃんが１日に飲む母乳のカロリーは450～500kcalと言われています。おにぎりにしたら2～3個分、ドーナツ2個分くらいのカロリーですよね！これだけのカロリーを、もし運動で消費しようとするなら、一時間半くらいジョギングしなくちゃいけません。

それだけのカロリーを、母乳あげてるだけで消費できちゃう！そう聞くと、「じゃあやっぱり痩せれるんじゃない？」って思いますよね。

じゃあ、どうして痩せないんでしょう？

授乳中って、とにかくお腹が減ります！出産で疲れて、睡眠不足、そして赤ちゃんに母乳を吸いとられ、食べてもすぐに空腹になることも。ついつい、産前よりも食べ過ぎてしまい、摂取カロリーが消費カロリーを大幅に上回っているのかもしれません。

育児でストレスがたまると、つい甘いものを食べてしまうこともあるし、昼夜関係なく赤ちゃんのお世話をしていると、きちんとした食事時間をとることが出来ず、時間ができたときに、ついドカ食いしちゃう！…なんてことも。

メロンパン、大好きなのに！

って、今は関係ないですね、すみません。

私を含めて、母乳あげてるのに痩せない！って方は、だいたい食べ過ぎなケースが多いです。母乳あげてるから大丈夫と過信せず、食生活をちょっと見直してみましょう。低カロリー、高タンパクの食事を心がけたいですね。

でも、別に食べ過ぎていないのに痩せない！っていう方もいますよね。母乳もあげて、食べ過ぎてもいないのに、痩せないのは何故なんでしょうか。

妊娠中に安静にしていたことや、妊娠によって脂肪が増加して、代わりに筋肉量が減少したことによって、産後のママは基礎代謝が低下しています。基礎代謝が低下することで、消費されるエネルギー量が少なくなるので脂肪が燃焼されず、痩せにくくなるのです

妊娠中、赤ちゃんを産むために、リラキシンという妊娠ホルモンが分泌され、骨盤を緩める働きをして骨盤が開きやすくなります。骨盤内には様々な内臓や婦人科系臓器がありますが、骨盤が開いたことによって、内臓を守ろうと皮下脂肪がつきやすい状態となってしまうのです。

骨盤だけではなく、腹筋も妊娠と出産によって緩みますので、その下にある内臓を守るために、皮下脂肪がつきやすくなるのです。

基礎代謝を上げて骨盤矯正をすれば痩せる！

ですよね。痩せる原理はわかっても、それを実践するのは難しい。だって、子育てママは忙しいもん！

個人的におすすめなのは、ヨガ。

ヨガは小スペースで特別な道具も必要としない為、畳１枚分のスペースさえあれば自宅で手軽に出来ます。特に骨盤周辺の筋肉を使うポーズを中心に行うと、姿勢が美しくなり、骨盤の歪みを調整出来ますし、血液やリンパの流れも良くなり、新陳代謝も高まります。疲労回復効果のあるポーズや呼吸法を行うことで、ストレスもやわらぎます。まさに産後のママにはピッタリ！

赤ちゃんを抱っこしながらウエストをひねったり、お腹の上に赤ちゃんを座らせてブリッジしたりと、親子遊びを楽しみながら、産後のママのシェイプアップになるヨガのポーズがたくさんありますので、おすすめです。

でも、ヨガや運動をする余裕はまだちょっと………という方は、骨盤ベルトや、骨盤矯正効果のある産後ガードルつけるだけでも、徐々に骨盤を元の位置へ戻すことが期待できますので、ぜひ活用してみましょう。

ちなみに、母乳あげても痩せない問題は、１人目よりも２人目以降のほうが基礎代謝の低下もあり、更に痩せにくくなりますので、１人目のときはすぐ痩せたから大丈夫～！と油断しないで下さいね。

母乳育児をしながら、目指せ！スリムなママ♡