食事中に歩き回る子は、しつけが必要?

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子どもが立って歩けるようになると、食事中に立って歩き回り、なかなか食べてくれないという悩みを持つママは結構多いですね。

  • どうして食事中に歩き回るの?
  • 歩き回るのは止めさせたほうがいいの?
  • 歩き回るのは、そのうち治るの?

食事をきちんと食べてほしいのに、食べ始めるとあっちにフラフラ、こっちにフラフラして、全然食事がすすまない!

そんな時はどうすれば良いのでしょうか?

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どうして食事中に歩き回るの?

食事中に歩き回る原因として考えられるのはいくつかあるのですが、大きく分けて3つの原因があります。

それぞれの原因と、その対処法についてまとめてみました。

食事そのものが原因

  • もうお腹がいっぱい
  • 嫌いなメニューがある
  • 食事の量が多すぎる

ただ単純に「もうお腹がいっぱいで食べられない」ときや、「まだお腹が空いていないから食べたくない」とき、あとは「嫌いなメニューや苦手な食材がある」ときは、食べたくないから席を立ってしまうものです。

比較的、食欲旺盛な子は食べ物がなくなるまでしっかり座っていますが、食が細い子ほどすぐに歩き回る場合が多いですね。

我が家も、長男は食欲旺盛だったので、絶対に食べ終わるまで席をたつことはありませんでしたが、妹2人は食が細くて、チョロチョロ歩き回っていました…。

もし子どもが歩き回りはじめたら「立って歩いたら、もうごちそうさまで片付けるよ」と声をかけてみて、食器を下げてみましょう。まだお腹が空いていたり、食べたいようであれば、戻ってきたり泣いたりしますが、本当にお腹がいっぱいで、食べたくないときは子どもも気にしません。

その場合は、潔く片付けて食事は終了してしまいましょう。ママとしては「もう少し食べて欲しいな」と思うかもしれませんが、30分かけても食べ残すようであれば、ただ時間だけがかかって、親子ともにストレスになってしまいます。30分たって、声をかけても歩き回るのをやめない、食べない時は諦めて片付けたほうが良いですよ。

また、食事の前におやつや飲み物をとりすぎて、食事があまり食べられないケースもありますので、あまりにも食べる量が少ないようであれば、おやつについても少し見直してみましょう。

食事周りの環境が原因

  • テレビがついている
  • 近くにおもちゃが置いてある

子どもは好奇心旺盛です。また、気が散りやすく、長い時間集中していられない子も多いですね。

食事のとき、最初は目の前のご飯しか見えていなくても、だんだん時間がたつと周りにあるものに興味がうつってしまいがち。

食卓の周りにおもちゃが置いてあれば、つい遊びたくなってしまいますし、テレビがついていれば、そっちが気になってしまいます。

食事が終わるまでは「食べる」ことに集中出来るよう、食卓周りには余計なおもちゃ等は置かないようにしましょう。テレビやパソコンも、大人は見ながら食事できますが、子どもは見ながら食べることが出来ないので、ちょっと我慢して消してあげましょうね。

ママや家族が原因

例えばママが食事中に立って、キッチンにお皿や調味料を取りに行ったりしていませんか?または一緒に食事をする家族が、テレビに夢中になったり、スマホをチェックしたりしていませんか?

子どもはママや周りの大人のことをよく見ていますので、ママや家族が歩き回っていたり、食事以外のことに気をとられたりしていると、つい自分も同じようにしてしまいます。

ママは自分が食べていなくても、食べ終わっていても、子どもが食べ終わるまではなるべく一緒に食卓にいてあげるようにしましょう。

家族みんなで食卓を囲んで食事に集中する環境を作ってあげることで、歩き回ることを減らせるようになるかもしれません。

食事中に歩き回る子は、しつけるべき?

歩き回る原因と対処法について述べましたが、何をどうしても歩き回るのをやめないとき、しつけをしっかりしなければいけないでしょうか?きちんとしつけないと、大きくなっても歩き回るのを止めないものでしょうか?

1~2歳くらいの時は、歩き回ったからと言って怒っても、はっきり言ってまだ子どもはよくわかりません。食卓周りの環境を整えたり、歩き回ったときに「ごはんはきちんと座って食べようね」「歩いたら、もうごちそうさまだよ」と声をかけてあげて、それでも食べないようであれば片付ける…くらいで問題ないと思います。

3歳くらいになると、大人の言うこともある程度理解できるようになるので、この頃になると「食事中に歩き回ってはいけない「食事中に歩き回ると片付けられてしまう」という事を、しっかりと理解させたほうが良いでしょう。

ここでしっかり教えてあげないと5~6歳くらいになってもフラフラ歩き回る落ち着きのない子になってしまうかもしれません。

大人になっても食事中に歩き回る人はさすがにいませんが、幼稚園などの集団生活に入ったときに、歩き回るようだと少し大変ですよね。

大人になっても歩き回る人はいないけど、保育園や幼稚園などの集団生活では、落ち着いて座ってる子と落ち着きなく歩き回る子が共存していますね。

でも過度に心配しなくても、集団生活に入ると、そこで身に付く子もいますよ。

まとめ

子どもが食事中に歩き回るのを止めさせるためには、

食事内容を見直す

  • 食事前にお菓子類を与えすぎないようにする
  • 嫌いなものは、ごく少量にしてみる
  • 子どもが食べきれる量を出す
  • 歩き回ったら片付けると声をかける
  • 30分たったら潔く片付ける

食卓周りの環境を見直す

  1. 食卓周りにあるおもちゃは片付ける
  2. テレビやパソコンを消す

ママや家族が協力する

  1. ママや家族も一緒に席につき食事する
  2. ママや家族もテレビを見たり、スマホを触ったりしないようにする
  3. ママや家族が食事中に席を立たないようにする

このような対処をするようにしましょう。

逆に、歩き回る子どもを追いかけて、ママがそこへ食事を持って行って食べさせることはしないようにしましょう。

食事は決められた場所で決められた時間にとることを覚えてもらうために、歩き回ったら片付けるようにすれば、少しずつ歩き回らないようになってきますよ。

食事を用意するママとしては、きちんと食べてくれないと悲しい気持ちになるかもしれませんが、食の細い子どもの場合は特に、小さなうちはなかなか「食べる」ことに集中できず、歩き回ってしまいます。

時期が来ればきちんと座って食べてくれるようになりますので、焦らずイライラせずに、今は楽しい食卓の環境を整えてあげるようにしましょうね。

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