子どもの嘘は何歳から?嘘をついても心配ない?

育児
スポンサーリンク
スポンサーリンク

子供はいつから嘘をつく?

今まではそんなことなかったのに、突然嘘をつくようになった我が子に、戸惑うママもいるではないでしょうか?子供が嘘をついたときに、「どうして、ウソをつくの!」「嘘ついちゃダメ!!謝りなさい」と、つい叱ってしまい、後悔したというママもいるかもしれません。

お喋りが上手になる3歳頃から、嘘をつくようになる子が多くなります。

くすっと笑える可愛い嘘から、思わず怒ってしまうような嘘まで、一口に嘘と言っても様々です。

小さな子供はどうして嘘をつくのか?どういう嘘なら心配がなく、どういう嘘なら心配なのか?そして、子供が嘘をついたときに、ママはどうすれば良いのか?について、まとめてみました。

子どもの嘘にはどんなものがあるの?

嘘の中でも心配する必要のない可愛い嘘と、きちんとやめるようにしつけておきたい嘘と二種類に分かれますね。まずは心配する必要のない嘘としては、以下のようなものがあります。

空想の嘘

幼い子供の場合、空想や想像の世界と、現実の世界の境界線がまだ曖昧で、現実にはないことを本当だと思い込んで話をしてしまうことがありますね。

例えば、「ワンワンのぬいぐるみがお話した」とか、「アンパンマンが絵本から出てきた」など、くすっと笑えるような可愛らしい内容です。 空想の世界と現実の世界との境界線が、成長するにつれてはっきりわかるようになってくれば、こういう嘘はつかなくなってきます。

願望の嘘

子供は「こうなったらいいな」「ああなったらいいな」という強い願望から、無意識に嘘をついてしまうこともあります。

例えば、電車が大好きな子供が「いつか本物の電車に乗りたい」」と強く思っていたとします。強く思うあまりに「今度電車に乗るんだよ」とお友達に話したり「この前電車に乗ったんだよ」と言ってみたり。

「空を飛んでみたい」と強く思っているうちに「ボク、空を飛べるんだよ」なんて言ってみたり……。願望が強くて夢見ているうちに、嘘が本当になってしまうんですよね。

空想の嘘や願望の嘘は、誰かを騙そうとしてついてる訳ではないので、子供の成長過程の一つとして考えて、問題はないでしょう。

では逆に……やめるように言い聞かせる必要がある子供の嘘 とは、どんなものでしょう?

叱られない為につく嘘

何か悪いことをしてしまって、本当のことを言うと叱られることが分かっているので、嘘をついてしまうことがあります。これは自分を守るためについている嘘なので、 きちんと対処しておきたいですね。

注意をひきつけたい嘘

ママに認められたいとか構ってほしい時や、誰かの注意をひきたい時などについてしまう嘘もありますね。 やっていないのに「お部屋片付けたよ」と言ったり 「ぼく、もうこんなことできるよ!」と強がってみたり、「たくさんおもちゃ持ってるんだ」なんてお友達に言ってみたり……

嘘をつけば注目してもらえる!好きになってもらえる!と思ってつく嘘は、可愛いといえば可愛いのですが、どんどんエスカレートしてしまうと困りもの。こちらも対処した方がよい嘘ではあります。

嘘をついたときの対処法

空想や願望の夢には共感してあげてOK

嘘をつきはじめるようになったということは、子供の語弊力や想像力がアップして、成長している証拠です。そして、空想や願望の嘘なら、特に気にする必要はありません。子供の空想の物語を一緒に楽しんだり、共感してあげて問題ないですよ。

よく「空想や想像の嘘を止めさせないと、現実と空想の世界がごちゃごちゃになるのでは?」と心配するママもいますが、小学校入学の頃には、空想の世界と現実の世界の境界線もはっきりと分かるようになりますので、心配しなくても自然と空想の嘘や願望の嘘はつかなくなりますよ。

我が家の長女も空想の世界が大好きで、3~5歳くらいは、どこまでが本当なのかわからない程、ファンタジーな話ばかりしていましたが、小学校に入ってからはなくなりました!

嘘をついたときにやってはいけない事

では「叱られないための嘘」をついたとき、どのように対処するのがベストでしょうか?大好きなパパやママに叱られたくないという思いから、嘘をついてしまった子供に対してに、やってはいけないことは、頭ごなしに厳しく叱ったり、悪いことをした罰を与えることです。

叱られることで子供は恐怖感を持ってしまい、嘘を重ねてしまったり、嘘を突き通してしまうこともあります。叱られたくない気持ちからついた嘘に「叱ること」で対応しても、解決どころか逆効果になってしまうんですよね。

なぜ嘘がいけないのかを説明する

叱られることで嘘を重ねて、嘘をつく癖がついてしまうと、いわゆる虚言癖になってしまい、嘘をつくことに対する罪悪感がだんだんとなくなってしまいます。そうなると嘘ばかりついてしまう子供になってしまうので困りますよね。

ですから、厳しく叱らずになぜ嘘をついてはいけないのかをきちんと説明して、理解させたほうが良いです。それは叱られたときの嘘だけではなく、注意をひきつけたい嘘のときにも言えることです

  • 嘘をつかれるとママは悲しい
  • 嘘をつくと本当のことを言っても信じてもらえなくなる
  • 嘘をつくとお友達も離れていく
  • いつも嘘つきだと思われてしまう

頭ごなしにダメ!ではなく、嘘をつくとこんなに悲しくて辛いことになるんだよ、というのを小さな子供にもわかりやすく説明してあげましょう。

大好きなママが嘘をつくと悲しむと理解すれば、だんだんと嘘をつくことをやめるようになっていきます。

そしてもしも、子供が本当のことを正直に話したら、「本当の事が言えて偉いね」と、まずは褒めてあげてください。正直に話したことを褒めた上で、どうして嘘をつくのがいけないのかを説明してあげてください。

子供はママが大好きです。

嘘をつくとママが悲しむこと。悪いことをしても正直に話せばママはわかってくれること。

それが伝われば、嘘をつくのは止めるようになります。

色んな言葉を覚えて、知恵もついてきて、嘘をつくようになった我が子の成長を受け入れて、上手に付き合っていきましょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました