ママがお風呂に入る間に、赤ちゃんを寝かしつけしてて欲しい。夕飯の片付けをしたいから、その間寝かしつけてくれると助かる。
…そう思っても、寝かしつけはいつもママ。パパは寝かしつける努力もしない。やってもすぐに諦めたり、寝なくてキレたり……
「なんでたまには寝かしつけしないの?」「寝かしつけはママだけの役目なの?」
って、思わず言いたくなりませんか?
子どもの寝かしつけをしていると、他の家事ができないので、「パパが寝かしつけをしてくれたら、助かるのに」と思うママは多いと思います。
でも現実は………。
今回は、寝かしつけにまつわるパパのダメなエピソードや、寝かしつけ出来ない理由、寝かしつけのとき、こうしてくれたらいいのに!というママの声をまとめました。
寝かしつけ出来ない旦那あるある
まずは、よくある「パパの寝かしつけ出来ないエピソード」を5つ、ご紹介します。「うちの旦那も同じ!」と共感してくれる方も多いのではないでしょうか?
子どもより先に寝落ちする
子どもの寝かしつけをお願いして、一緒に布団に入って絵本の読み聞かせをしていると思ったら、寝室から聞こえる泣き声。部屋を覗いてみると、泣いてる子どもの横で、いびきをかいて寝ているパパ。……これ、きっと我が家だけじゃないですよね?
「仕事で疲れているから」「添い寝してたら子どもが暖かくて、つい寝ちゃった」なんて言い訳をされますが、ママが寝かしつけるときは「このまま一緒に寝ちゃったら楽だな~」と思いつつも「寝かしつけが終わったら、残った家事をやらなければいけない」という気持ちもあり、実際には眠れないことが多いのです。ママだって毎日の育児で疲れているけど、子どもより先に寝落ちしないよ!?
それなのに、たまに寝かしつけをお願いしたパパが子どもより先に寝落ちすると、「なんで!?」と思ってしまいます。
スマホ見ながら寝かしつけ
「寝かしつけお願いね」と任せて数分後、こっこり寝室を見に行くと、添い寝しながらスマホでYouTube見たりゲームしたり。
「全然寝ない」と言うけど、スマホ片手に寝かしつけして寝てくれるほど、寝かしつけって楽じゃありません。
子どもが寝付くまでの数分間、数十分間だけでとスマホを置いておくという簡単なことが何故出来ないのでしょう。
「寝ないんだけど」とキレる
寝かしつけようと思っても泣き続ける赤ちゃんに「なんで寝ないんだよ」とか「いい加減寝ろよ」ってキレる旦那もいるとか、いないとか。
「全然寝ないんだけど」って言われたこと、ありますね~
そもそも、ママだっていつも簡単に寝かしつけてる訳ではないですよね。
30分抱っこし続けても寝ない日だって、寝たと思って布団に置いたら目が覚めちゃうときだってあるけれど、それを毎日頑張っているんだから、たまに寝かしつけをお願いしたときくらい、キレずに根気よく寝かしつけしてみて欲しいと思うのは、ママのワガママなんでしょうか?
諦めるのが早い
数分寝かしつけを試みるものの「全然寝ない」とか「ママじゃないと無理」と言って、すぐに諦めてバトンタッチしてくるパパも多いですね。
簡単に諦めてバトンタッチするけど、ママは毎日寝かしつけ頑張っているんだよ?バトンタッチしたくてもやるしかないし、諦めることなんて出来ません。
ママが毎日簡単に寝かしつけてると思ったら大間違い。少しは努力して最後まで寝かしつけしてみて欲しいですね。
そもそも寝かしつけしない
ママはまだお風呂に入っていないのに、まだ山盛りの家事が残っているのに、「じゃあ俺寝るわ、おやすみ~」と当たり前のように寝室に行く旦那。
え?寝かしつけはママの仕事って決まってるでしたか?子育てって夫婦で協力するものじゃないんですか?私だけの子どもでしたか?
毎日やってくれとは言わないけれど、ママが忙しいときくらい「寝かしつけしようか?」の一言が何故言えないのか。
「寝かしつけお願いね」と言うと嫌な顔をするのは何故なんでしょうか。
パパが寝かしつけ出来ない理由
では、なぜパパは寝かしつけが出来ないのでしょうか。
子どもは「ママがいい」と思うから
ママは妊娠中から子どもとずっと一緒にいますが、外で仕事をしているパパはどうしても、子どもと触れあう時間がママよりも少なくなります。
そのせいで、子どもがパパに安心感を持つことができなかったり、パパに懐いていなかったりすることも珍しくありません。
そもそも赤ちゃんが「ママがいい」と認識するのは、ママのことを最も信頼しているからです。妊娠中からお腹の中で10カ月間、赤ちゃんはママの声や心臓の音を聞いて育ち、生まれてからもママとずっと一緒にいます。
泣いたら抱っこしてくれるのはママ、おっぱいやミルクを飲ませてくれるのもママ、オムツを替えてくれるのもママ、寝かせてくれるのもママ…生まれてからの毎日の育児で、信頼関係を築いてきているのです。
だからこそ「ママがいい」「ママじゃなきゃダメ」と感じるのは当然のこと。パパが代わりに寝かしつけるときは、ママ以上に時間がかかっても当たり前なんです。
泣いて泣いて泣き続けても、諦めずに寝かしつけて「ママじゃなくても眠れる」経験を赤ちゃんにしてもらわないと、パパが寝かしつけ出来るようにはならないかもしれません。
泣き続けるとついママが手を出してしまうんですよね。私はそれで失敗してしまい、結局ママじゃないと眠れない子どもになってしまいました…。、
パパが寝かしつけるには、ママ以上の根気が必要だし、ママも手を出さない覚悟が必要です。どうしても、途中でパパが諦めたり、ママが我慢出来ずに交代してしまうので、「ママがいい」「ママじゃないとダメ」が続いてしまうんですよね。
育児に積極的、協力的なパパなら、ここは夫婦で協力して「最後まで頑張ってパパが寝かしつける、ママは交代しない」を徹底して頑張ってみましょう。
そこまで積極的じゃないパパは……ママが諦めるしかないかもしれませんね。
パパだと遊びたくなるから
パパだと安心しないという理由以外に、
- ママ=安心する存在
- パパ=遊んでくれる存在
と思っている赤ちゃんが実は多いのです。
パパが抱っこしても寝ないのは「パパが遊んでくれる!」と嬉しくなって興奮してしまうから。
NHKの「すくすく子育て」でもパパが寝かしつけ出来ない理由として挙げられていました。
この場合は、抱っこの方法を工夫するなどして、なんとか興奮をおさえて寝かしつける努力をパパがしないと難しいようです。
寝かしつけ出来ない代わりにやって欲しいこと
そもそも最初から寝かしつける気がないパパは別として、やる気はあって、子どもを寝かしつけようと何度か試みたけれど、どうしても出来ないというパパも少なくないでしょう。寝かしつけが出来ないなら、せめて代わりにやって欲しい!…と思うママのお願いもあります。
ここでは、ママの寝かしつけ中にパパにお願いしたいことを3つご紹介したいと思います。
ぜひ、育児中のパパにも参考にしていただけたらと思います。
寝かしつけ中の家事
ママが子どもを寝かしつけている間は、他の家事は当然、何もできません。そこで、ママが寝かしつけをしている間、代わりに家事をやってくれると助かります。
「俺が仕事してる間、昼間に家事をやってるんでしょ?」と思われがちですが、夕食の後片付けや洗い物、洗濯物を畳む、アイロンをかける、お風呂を洗う、夜にする家事はたくさんあります。寝かしつけを終えたあとに、また家事をやらなきゃいけないのは本当に疲れます。寝かしつけたからって、ママも眠れる訳ではないのです。
ママの家事負担を減らして、早く眠れるように協力してくれると嬉しいですよね。
寝かしつけ中に静かに
帰宅が遅いパパの場合、子どもを寝かしつけている時間と、帰宅のタイミングが一緒になってしまうことも多いです。やっと子どもが眠りに入ったところで、ドアをガチャガチャ開けたり、「ただいま~」と声をかけられたり、物音をたてたりして、子どもが目を覚ましてしまうこともあるでしょう。せっかく時間をかけて、ようやく寝かしつけたママにとっては、徒労感とともにパパに苛立ちを感じてしまいます。
また、寝かしつけてる隣で大イビキをかいているパパもいますね……。これもだいぶイライラしますね。
寝かしつけの時間に帰宅するときは、物音を立てないように気をつけてもらいたいものです。
イビキは治らないかもしれないけどね(笑)
たまにはママの休日を作る
パパは仕事が忙しいかもしれませんが、ママだって毎日の育児、家事の労働量はかなりのものです。日中はママの自由な時間なんてほとんどありません。
早く寝かしつけて自分の時間が欲しくても、寝かしつけも家事も協力してくれなければ、夜も自由な時間がないのです。
自由な時間がなくなると、疲れもストレスもたまってしまいます。毎日の寝かしつけに協力出来ないのであれば、せめて休日の1日だけでも、ママがゆっくり過ごせる日を作って欲しいですね。
日中に子どもを遊びに連れていくなり、お昼ご飯の支度を買ってでるなり、2~3時間でいいのでママ一人の自由な時間を与えてくれれば、毎日の寝かしつけで寝不足が続いても、そこで少しはリセット出来て頑張れます!
まとめ
今回は、パパが子どもを寝かしつけ出来ないエピソードや、寝かしつけ出来ない理由をご紹介しました。
現実問題としてパパが寝かしつけようとしても、ママじゃないとダメだったり、パパがいる嬉しさで興奮して遊びたくなってしまい、なかなか寝てくれない子どもは多いものです。
パパが寝かしつけするのが難しい場合は、代わりに他の家事をお願いするとなど、夫婦で家事、育児の分担が出来るとママは助かりますよね。
2人の子どもなんだから、寝かしつけも含めて、子育ては夫婦で協力してやっていきたい!この声、パパに届け~!!
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