2歳での卒乳は、遅いですか?

育児
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子育てママに必ずおとずれる、卒乳の日。

最初は母乳やミルクでしか栄養をとれなかった赤ちゃんが、離乳食を始めてだんだんと色んなものが食べられるようになり、離乳食が完了する頃になると卒乳もしくは断乳を考え始めますね。

一般的には、離乳食を3回しっかり食べるようになった1歳~1歳半くらいに卒乳をするケースが多いですが、1歳半を過ぎても、なかなか卒乳に踏み切れず、授乳を続けているママもたくさんいます。

私の場合ですが、1人目は1歳1ヶ月で自然に卒乳したものの、2人目と3人目は2歳までやめられませんでした。

現在は母乳は2歳頃まで欲しがるまで与えて良いとされていますが、私たちの母親世代は、1歳頃に断乳をするのが普通だったようで、1歳過ぎて授乳をしていると、「あら!?まだ飲ませてるの!?」なんて言われてしまうケースもあるようです。中には「大きくなったのに恥ずかしい」と、心ない言葉を投げかけられたママもいるようです。

私も言われましたが、聞き流しました(笑)

聞き流せるママは良いけれど、気にしちゃうママもいますよね。2歳での卒乳って、そんなに遅いでしょうか?

授乳は親子の絆を深める、最大のコミュニケーションなので、納得いくまで楽しんで

例えば、お仕事に復帰するために保育園に預けなければならないとか、二人目を妊娠したから…等の理由で、本当はもっと長い期間授乳をしていたいのに、やむを得ず早めに断乳しなければならないというママもいます。

もしも、ママがそのような環境ではなく、授乳を続けられるのであれば、個人的には2歳頃まで好きなだけ飲ませ続けることに大賛成です。

1歳を過ぎて、離乳食をしっかり食べているならば、栄養のほとんどは離乳食でまかなえていますので、母乳は栄養というよりは嗜好品とか精神安定剤のようなものになっています。

でも、大好きなママと肌を密着して授乳するということは、子供にとっては安らぎと愛情を感じ、愛情形成に繋がります。ママにとっても、可愛い顔でおっぱいを飲む姿は幸せをたくさん与えてくれることでしょう。授乳することで親子の絆をより深めることが出来るのです。

今しかない、この幸せな時間を、満足行くまで楽しんで欲しいと思います。

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2歳での卒乳のやり方

そして、いざ卒乳の時ですが、2歳頃になると執着心が出てきて、やめられないのでは………と心配するママもいらっしゃいますが、2歳は大人の言うことをだいぶ理解出来るようになっているので、きちんと手順を踏んでいけば、子供もある程度納得してやめられるケースが多いのです。

私が2人目、3人目の卒乳のときに実際に行った卒乳のやり方をご紹介しますね。

卒乳の日を決めておこう

ある日突然、おっぱいとバイバイするのではなく、○月○日に卒乳しよう!とあらかじめ決めておいたほうが、ママも子供も心の準備がしやすいです。

私は、2歳の誕生日を卒乳日に決めました。

卒乳することを、卒乳の日までゆっくりと子供に伝え続けよう

卒乳を決めた日の数ヵ月前から、授乳するときなどに「○○になったら、おっぱいとバイバイするからね。それまでたくさん飲もうね。」と話します。1~2歳の子供に、そんなこと言ってもちゃんと伝わってるのかな……?と疑問に思うかもしれませんが、少しずつ、ゆっくりと、いつも伝えていけば、必ず伝わっています。

卒乳する日の一週間前くらいからは、カウントダウンのように「あと何日でバイバイだよ」「あと何回寝たらバイバイだよ」と伝えてみましょう。お子さんが「うん、バイバイだね」と言ってくれれば、もう卒乳は間近!もしも「バイバイいやだ~」って言うようなら、どうしてバイバイしなければいけないのかを、優しくお話ししてみてあげて下さい。

卒乳の日が来たら、最後にたくさん飲ませてあげて、バイバイしよう

「さあ、約束していたバイバイの日だよ。これ飲んだらバイバイしようね」と言って、こころゆくまで飲ませてあげて下さい。

もちろん「うん、わかった!バイバイ」って笑顔でバイバイ出来る訳ではありません。泣くかもしれないし、寝てくれないかもしれない。

でも、数ヶ月かけて伝え続けたバイバイの日。

子供はきちんとわかっています。

わかっていても、2歳だから泣いたり愚図るのは当たり前。あとはママが少しだけ我慢すれば、きっと上手にバイバイ出来ますよ。

我が家の2人目は、最後のおっぱいを泣きながら飲んで、翌日からきっぱり飲まなくなりました。

3人目は、とっても幸せそうに最後のおっぱいを飲んで、そのままぐっすり眠りました。翌日、欲しがるそぶりは見せたけど、「昨日でバイバイしたもんね」って言うと、ちょっと泣いたけど、おっぱいなしで眠りました。

いざ卒乳すると、ママのほうが辛いです。

心も痛いし、張った胸も痛い。

でも、納得いくまで飲ませ続けたなら、心の痛みと同時に「今までたくさん飲んでくれてありがとう」っていう幸せな気持ちも生まれます。

ご紹介した卒乳方法はあくまでも一例であって、最良の方法という訳ではありません。

でも、私自身はこの方法でとても幸せな卒乳の日を迎えられたので、どなたかの参考になれば嬉しいです。

たった1~2年の限られた授乳期間ですから、どうぞママの納得のいく方法で、素敵な卒乳の日を迎えて下さいね。

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