生まれたての赤ちゃんは、きれいな玉のような肌をしていて、つるつる、すべすべ。
と思っていたのに。
気がついたら、顔に赤い湿疹が!
それは良くなるどころか、どんどん増えていき、赤いポツポツした湿疹だけではなく、黄白色のニキビのようなもの、黄色いかさぶたのようなもの、潰れて膿が出てきてしまうもの……
天使のような赤ちゃんの肌が、なんとも痛々しい状態に。
お顔だけではなく、頭や首、体に出る子もいます。
このような乳児湿疹に悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
我が家の一番上の子も
生後2週間くらいから
かなり酷い乳児湿疹になりましたよ。
はじめての子育てで、可愛い我が子の顔が、見るも無惨な状態になり、どうしていいのかわからず、泣きたい気持ちに陥りました。
この当時の写真、あまり写してないんですよね。
それだけ酷い状態だったので、残したくなかったんだろうなぁ。
乳児湿疹 いわゆる
新生児脂漏性皮膚炎 は
生後2週間~生後2ヶ月頃にかけて
多く見られる湿疹で
顔や頭皮、首などを中心に発症します。
乳児湿疹の原因としては、ママのお腹にいたときに、ママから貰った
ママの女性ホルモンが皮脂の分泌を促すためなんだとか。
どちらかというと、男の子の赤ちゃんに多いようです。
我が家は男1、女2ですが
確かに女の子2人は
さほど気にならなかったです。
一人目育児で何もわからなかった私は、「ママのお腹にいたときに、ママが脂っこいものを食べたりしたから」という情報を見て
「私が妊娠中に食べたものが悪かったんだ!」
と、自分を責めて自己嫌悪に陥っていました。
そんなときに、心を軽くしてくれたのは、育児の先輩である友人の一言でした。
「食べたものなんて関係ないよ!
ママから貰ったホルモンとか、体のなかにあるいらないものを出してるんだよ。毒出ししてるだけ。
全部出しきったらきれいになるから、気にしない、気にしない。」
あっ、そうなんだ…。
私のせいじゃないんだ。
自然な現象なんだ。
病院に連れていこうか悩んでたけど、自然に治るなら、様子を見ようかな。
自己嫌悪に陥っていた私を、友人の言葉が前向きに変えてくれました。
そうして、生後1ヶ月になる頃には、長男の乳児湿疹は、本当にきれいになくなりました。
ママのお腹で育った赤ちゃん。
胎盤を通してママから、栄養を貰って育つけど、女性ホルモンまで貰うんですね。
でも、必要ないものは、きちんと自分の体で排出する。
小さい体で、すごいなぁ。
今、まさに乳児湿疹で、悩まれているママもいることでしょう。
湿疹は気になるけど、生後間もない赤ちゃんを病院に連れて行くべきなのか?
こんな小さな体に、塗り薬とか使ってもいいんだろうか?
そんな風に考えてしまいますよね。
乳児湿疹は、生後2ヶ月を過ぎる頃には、赤ちゃんの皮脂の分泌も少なくなり、自然に治ることが多いです。
日常的なケアとしては固形石鹸で丁寧に洗い、清潔にすること
それでしばらく様子を見て、良くならなかったり悪化するようなら、小児科や皮膚科で相談でも、遅くないと思います。
病院では塗り薬を処方されて、塗ったらすぐに良くなった!というママも多いです。
乳児湿疹は、多くの赤ちゃんとママが経験しますので、決して珍しいことでも悪いことでもありません。
赤ちゃんの自然治癒力に期待して、少し様子を見ていて大丈夫!
でも、どうしても症状が気になるママは、1ヶ月検診のときに相談しても良いかと思います。
但し、生後2ヶ月を過ぎても症状が良くならない場合や生後2ヶ月以降に症状が出てきた場合は、乳児湿疹ではなくアトピー性皮膚炎の可能性も考えられるので、そんなときは病院で診察してもらって下さいね!
ちなみに我が家の2番目は、顔の乳児湿疹は気にならなかったものの、頭皮に乳児湿疹がたくさん出て、かさぶたになり、かさぶたごと毛髪が抜けるという恐ろしい状態になりました。
女の子なのにハゲになるかと、心配しましたよ~
でも、抜けた毛髪もすぐに再生し、幸いハゲにはなりませんでしたので、もし今、同じ症状のママがいましたらご安心下さい(笑)
赤ちゃんの治癒力って、スゴイ!!
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