子どもとおままごとで遊ぶのが苦手…ママ失格ですか?

おままごと 育児
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子どもは大好き。子どもは可愛い。子どもと遊ぶのは幸せ…。でも実は、子どもと遊ぶ「おままごと」「ごっこ遊び」が苦手。

「ママ遊ぼう」「一緒におままごとしよう」と言われても、どうやって遊んでいいのかわからなかったり、遊んでいる時間が苦痛だったりする事はありませんか?

そして、上手におままごとに付き合ってあげる他のママと比較して、子どもの要求にこたえてあげられない自分を「ダメなママだなぁ」とか「ママ失格だなぁ」と自己嫌悪に陥ることはありませんか?

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子供と遊ぶ「おままごと」や「ごっこ遊び」が苦手

私自身、子どもの事は大好きだし子供の過ごす時間は幸せだと思っているのですが、とにかくおままごとやごっこ遊びが死ぬほど苦手なんです。

とにかく一緒におままごとをしていると眠くなる。飽きちゃうんです。もう15分が限界です。

公園で遊んだり、体を使う遊びならいくらでも付き合ってあげられるし、ブロックや積み木で物を作ったり、お絵かきや塗り絵やねんども一緒に遊ぶのは楽しいんです。

でも、ごっこ遊びだけはとにかく苦手。苦痛を感じるレベルです。

どうしてこんなに苦手でなのかというと、子どもの「ごっこ遊び」って、子供の中での謎のルールがあって、そのルールがいまいち大人にはわからない。そして終わりが見えない。エンドレスに続く謎ルールのごっこ遊び。

さっきまでお父さん役をやっていたはずなのに、なぜか突然猫の役になったり、朝ご飯を永遠に食べさせられたり、ずっと材料をまぜまぜするけだと思いきや、いきなりピクニックが始まったり、もう謎すぎるし長すぎるんですよね。睡魔と戦いながら渋々付き合っているのです。

子供の想像力って本当に面白いし、可愛いなとは思うんですよ。たまーに娘がひとりでおままごとをしている姿を眺めていると、「よくお話を作って上手に遊ぶなぁ。面白いなぁ」って微笑ましくなるんです。

でも、その相手をいざ自分がやるとなると、それは楽しいではなく苦痛な時間になってしまうんですよね…。

遊んであげなきゃという義務感とうまく遊べない罪悪感

決して子供のことが嫌いではないし、子どもと遊ぶことがイヤなわけではないんです。むしろ大好きです。大切です。ただおままごとやごっこ遊びが苦手なだけなんです。

けれど子供とあそんであげなきゃいけない子どもの要求にこたえてあげなきゃいけないという義務感を感じる一方で、この遊びは苦痛だと思っている自分自身に対する罪悪感。この2つの気持ちが入り混じってしまうので、要求にこたえてあげられない私はママ失格…と感じてしまうんだと思うのです。

決してママ失格なんかじゃないし、苦手なものは苦手なんだから仕方がない!今はそう思えていますが、子どもに対しての申し訳なさと自分に対しての嫌悪感を抱えているママもいるかもしれません。

苦手な遊びを回避する方法と、罪悪感や自己嫌悪感を払拭するための考え方について書いていきたいと思います。

苦手な遊びを回避する方法

ママの好きな遊びにそれとなく誘導する

子どもと遊んであげたい気持ちと遊んであげる時間はあるけれど「おままごと」だけはどうしても苦手…。そういう時はママの得意な遊びに、それとなく誘導するのもひとつの手ですよね。

「おままごと!いいね~。あっ!でもママひさしぶりに〇〇ちゃんと一緒にブロックで遊びたいなぁ。一緒におうち作ったら楽しそうじゃない?」なーんて言って誘ってみて、それに乗ってくれたらラッキーくらいの気持ちで。

頑固な性格の子どもや、今はどうしてもおままごとがしたい!というこだわりがあると難しいんですが、たまにはママ誘いに乗ってくれることもあります。

時間を決めて付き合う

どうしても「おままごと」がやりたい!と聞かない場合はある程度の時間を決めて付き合うようにしています。

「この時間になったらママはご飯の準備をするから、ここまで一緒にやろう」と言って時計の読めるお子さんなら時計の針が6になったらね…と伝えたり、まだ時計が読めないお子さんなら、その時間にタイマーをセットしたりして、終わりのないエンドレスに続くおままごとに、強制的に区切りをつけてしまいます

最初から時間を決めてしまえば、ママもその時間だけ集中してあげればいいし、子どもの「この遊びをママと一緒にやりたい」という気持ちも尊重してあげられますので、「遊んであげなきゃいけないのに遊べない」という罪悪感も解消されますよ。

お手伝いを遊びに取り入れる

子どもは「ママのお手伝い」が大好きです。

苦手な遊びを一緒にやるくらいなら、いっそのことお手伝い遊びのひとつにしてみるのも良いかもしれません。

特に、ごっこ遊びやおままごとが好きな子なら、お料理はリアルなおままごと。喜んでやってくれるかもしれませんよ。

私自身も苦手なごっこ遊びに誘われたときは「じゃあ本物のおやつを一緒に作るのはどうかな~?」と言って、ホットケーキ作りやクッキー作りに誘う事も多いです。

もちろん小さな子供だと全部できずに途中で飽きてしまう子もいます。卵を割って、まぜまぜして「もうやらない」なんてこともしばしば。

それはそれで「じゃあ、続きはママがやっておくから、おままごとして待っててね」と言って子どもをひとりで遊ばせて、ママは苦手なおままごとを回避する作戦成功なんです(笑)

子供はママと一緒にいるだけで幸せ

子どもがやりたい遊びに上手に付き合ってあげられないことで「ママ失格」とか「愛情不足」なんていう風に自分自身を責めてしまうママもいるかもしれません。

私自身もそう感じていたことがありました。

けれど、子どもを愛していることと、子どもの遊びに付き合うことは決して比例するものではありません。

可愛い我が子の要求だろうが、苦手なものは苦手。上手く遊んであげられないからといって落ち込む必要もないんです。

子どもの要求に応えてあげたい!でも応えてあげられない!そう考えているのは子どもに愛情がたくさんあるからこそなんですよね。

おままごとが好きな子、体を動かすのが好きな子、本を読むのが好きな子…子どもによって違いがあるように、大人にだって得意不得意があって当たり前なんです。

おままごとが苦にならないママもいれば、苦痛に感じるママもいる。

子どもにとっては「ママと一緒に遊ぶ」ことは大切ですが、それよりも「ママと一緒に過ごす」ことや「ママが見守ってくれる」という安心感があれば、何をして遊ぶというのはそこまで重要ではないんですよね。

苦手なおままごとに渋々付き合わなくても、ママの好きな遊びに誘ったり、お手伝いしてもらったり、時には一人遊びを見守ったり…それだけでも子どもの満足感は得られるものです。

子どもの要求全てに応えてあげることが愛情のすべてではないので、苦手な遊びは苦手と割りきりつつ、親子で楽しい時間が過ごせる工夫を見つけていけたら、それで良いと思います。

私はおままごとで眠気に耐えられない時「ママ、赤ちゃんの役になるね!ねんねしまーす!」と言ってホントに目を閉じて10分くらい寝るという暴挙に出たこともあります。

でもね、娘はお母さん役をしてそのまま一人でおままごとを続けていたんですよ。寝てる私の隣で。

子どもは遊びの天才なので、ママが上手に付き合えなくても、自分で遊び方を生み出すことが出来るんですよね。だからママも「上手に遊んであげなくちゃ」なんて構えなくて大丈夫♡

大好きなママと一緒にいるだけで、子どもは幸せを感じることが出来るのですから。

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