出産後、母親や義母との育児のジェネレーションギャップを感じることって、ありませんか?昔と今の子育てでは、違うところは結構あるのに、母親世代から昔の子育て法を押し付けられ、イライラしたり、険悪なムードになったりなった経験があるママも多いのではないでしょうか?
私も産後の里帰り中、いくつもジェネレーションギャップを感じて、イライラしたり時には言い合いにもなりました。
実の母親なら、まだ言い返したりできるものの、これが旦那さんの実家となると、言い返すことも出来ず、ただイライラ、モヤモヤが残りますよね。
今日は「これ言われた~!あるある」という母親世代との育児の違いについてです。
母親世代とのここが違う!これを言われる!ベスト5!
抱き癖つくとうるさい
赤ちゃんが泣いて抱っこすると、「そんなにすぐ抱っこすると、抱き癖がつくよ」……これはもう、何度言われたことか。
抱き癖ついたから何だというのだ。赤ちゃんが泣いて求めているのに抱っをして、何が悪い!?赤ちゃんはママに抱っこされて触れられることで、愛されてると実感して、安心して、親子の絆が生まれるのだから、たくさん抱っこしてダメなんてことはないのです。
それなのに泣いて抱っこしたら「あーぁ、もうこの子抱き癖ついちゃってるね」ってダメ出し。
赤ちゃんが抱っこしていないと泣いてしまう時期は、ほんの数ヶ月しかありません。いつしか抱っこしなくても平気になるし、ママに抱っこを求めてくれるのも、3~4歳くらいまでで、大きくなったら抱っこしたくてもさせてもらえなくなるのですから、抱き癖なんて気にしないで、たくさん抱っこしてあげましょう。
小学生、中学生になって「ママ、抱っこ~」って言いながら泣き続ける子はいなですからね(笑)
チャイルドシートに乗せない
どんなに赤ちゃんがギャン泣きしようが、赤ちゃんの命を守るためには必ず着けなければならないチャイルドシート。
母親世代は、まだチャイルドシート義務化前なのでチャイルドシートを付けないといけないという概念がない場合も多い。
私の母親も義母も、まさにそう!
里帰りから自宅に戻るとき、チャイルドシートに乗せようとすると泣き出した長男。すると「可哀想だから抱っこで乗ればいいじゃない」と言い出した母親。
今はチャイルドシートが義務化しているからと言うと「泣いているのに可哀想!」ですって。
もし事故にあったら怪我したり死んじゃうかもしれないんだよ?どっちが可哀想なの?そもそも泣いてるのに抱っこしたら抱き癖つくって言ったの誰ー!!!!
チャイルドシートについては、母親がどんなに言おうとも、赤ちゃんを守るためには必ず着けなければならないものですから、とにかく今は義務化していて絶対に必要ということを理解してもらうしかないですね。
白湯、果汁あげたがる
以前に「母親世代はやたらと白湯を飲ませたがる」という記事を書きましたが、白湯だけではなく果汁も飲ませたがる。
お風呂上がりに白湯、2~3ヶ月ぐらいになったら果汁を、もれなくおすすめされます。
母親世代は離乳食開始前に果汁を与えるのが当たり前だったようですが、今は離乳食開始までに与える必要はないとされていますね。それなのに、隙あらば「そろそろあげてみたら?」「ちょっとひとさじでも」と、やたらとあげたがる母親。母乳だけでいいんだよ、という言葉は耳に入らないらしい。
私は根負けして、「まぁ白湯くらいなら」とお風呂上がりの白湯は心外ながら数回だけ母親にあげさせましたが、果汁は断固離乳食始まるまで拒否しました。
下痢になったり、アレルギーも心配なので、とにかく現代の育児は、離乳食始まるまでは果汁が必要ないことを何度も説明しましたよ。
過去記事の白湯については、こちらをご覧下さい。
母乳足りないからミルクあげたら?
母親世代は「母乳よりも粉ミルクは栄養満点」と教えられてきたようで、母乳が出ていてもミルクを足したり、断乳して完ミにすることもあったようです。
だから授乳直後に赤ちゃんが泣くと、「母乳が足りてないんじゃないか」「ミルク足したら?」と言われてしまうのですが、これって新米ママには結構なプレッシャー。
自分の母乳がどれくらい出ているのかって、目に見えないからわからないところに「泣いてるから足りてない」って言われると、不安になりますよね。
私の友人は「足りてない」発言をされ続けた結果、精神的に参ってしまい本当に母乳が出なくなってしまいました。
粉ミルクがダメなわけでも、混合や完ミが悪いわけでもないけれど、母乳育児を望んでいるママにとって「母乳足りてない」発言は、本当にやめていただきたい。
育児の先輩なら、不安がらせないで励まして欲しいですよね。
自分の使った箸やスプーンで離乳食あげる
昔の人は自分の口で噛み砕いたものを赤ちゃんに与えることもあったとか…考えただけで恐ろしい~。
私の母親は、さすがに噛み砕いたものを与えることはしませんでしたが、自分の使った箸やスプーンで、普通に赤ちゃんへ与えようとしますね。
「虫歯菌が心配だからやめて」と言っても、わりとスルーされることも多め。ママが目を光らせているときはやらないけど、預けたときはきっと自分の箸であげちゃってるんだろうなぁ…と、こちらが半ば諦めの境地にきています(笑)
私のように諦められないママは、虫歯菌のリスクをしつこく説明してあげて下さいね!
どうでしょうか?「あっ、うちの母親もあるある!」というママも結構多いのではないでしょうか。
母親も義母も育児の先輩であるがゆえに、「私はこうやって育児をして来た」という経験からくる自信があるので、あまり強く否定もできませんが、やはりママとしては現代の育児でやっていきたいところ。
直接ママが言っても、あまり聞く耳持たない母親も多いので、さりげなくたまひよを置いておくとか、母子手帳に記載されてるのを見せるとか、今の育児はこうなんだよっていうのを、少しずつ理解して貰えると良いですよね。
特にチャイルドシート問題は、命に関わるものですから。
筆者の母親も、孫3人になり、箸とスプーン問題以外は理解してくれるようになりましたよ。
箸とスプーンは…………もう諦めました(笑)
子を思う気持ちも、孫を思う気持ちも一緒だけれど、育児の方法は時代によって少しずつ変わっているので、ジェネレーションギャップを少しずつ埋めていけたら良いですよね。
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