妊娠して赤ちゃんの心拍確認が出来る妊娠10週ころになると貰う母子手帳。
母子手帳は、妊娠中だけではなく、出産後も少なくとも小学校入学頃まではずっと使い続ける大切なものです。
長く使い続けるものだからこそ、大切にしたい…。
そこで必要になるのが母子手帳ケースですが、果たして母子手帳ケースって本当に必要でしょうか?ここでは、母子手帳ケースを使うメリットやデメリットについて考えてみたいと思います。
母子手帳ケースとは?
母子手帳や妊娠健診受診票を入れる
母子手帳ケースの役割は、まず名前の通り、母子手帳を収納しておくことです。持ち運ぶときに汚れたり折れたりするのを防ぐことができます。また、母子手帳ケースには収納スペースがたっぷり作られていることが多く、保険証や診察券、妊婦健診受診票も入れておくことができます。健診のときには母子手帳ケースさえ忘れずに持っていけば、必要なものをすべて一緒に持っていくことができるので嬉しいですね。
妊娠中・産後に必要なものを入れる
妊娠中は、エコー写真や各種検査の結果など、健診で貰うものは意外と多く、母子手帳ケースがあるとそれらスベテヲきれいに収納することができるので便利です。
出産後も、赤ちゃんの保険証や診察券、おくすり手帳など、必要なものを母子手帳ケースの中に全部ひとまとめにしておくと、通院時やいざという時にすぐに持っていくことができるので、忘れ物を減らすこともできますね。
母子手帳ケースは、いつ購入する?
母子手帳ケースを必要とするタイミングは、人によってさまざまですが、妊娠して母子手帳が交付されてから探し始める人が多いかもしれません。母子手帳をもらって、妊婦検診に通うようになってきたら、自分にあった母子手帳ケースをゆっくり選んでみるのが良いかもしれません。
母子手帳ケースを使うメリット
妊婦健診に必要なものをまとめられる
母子手帳をはじめ、診察券や保険証、妊婦健診受診票など、妊婦健診では毎回必要なものが意外とたくさんあります。忘れてしまうと、健診が予定通りできなかったり、費用が必要以上にかかったりして、困ってしまうこともあるでしょう。母子手帳ケースに全部ひとまとめにしておくと、健診の際の忘れ物を減らすことができます。また、エコー写真や検査結果を入れておくと、いつでも見返したり確認できるので便利ですね。
本人以外にもわかりやすい
ママ自身は妊娠中も出産後も、病院を受診するときに何が必要かわかっていても、パパや家族は何が必要かわからないということもあるでしょう。
妊娠中はいつ何があるかわかりませんし、出産後も、子どもが急に熱を出したり、具合が悪くなることもあるかもしれません。そんなとき、母子手帳ケースに保険証や診察券などの必要なものを入れておくと、ママ以外の家族がすぐに準備できるというメリットがあります。
ママが動けないときは、母子手帳ケース一式を持っていってね!と家族に伝えておけば、より安心ですね
子どもごとに整理ができる
子どもがふたり以上いる場合、母子手帳や保険証、乳幼児医療受診票など、すべてが人数分となるため、どれが誰のものであるのかわからなくなってしまうこともあります。
そんな時には、母子手帳ケースで子どもごとに分けておくと、すぐに誰のものかわかるので便利です。
母子手帳ケースを人数分用意して整理することもできますし、収納スペースがたくさんあるタイプの母子手帳ケースもありますので、子どもごとにポケットを分けるという方法もありますよ。
母子手帳ケースを使うデメリット
バッグの中で場所をとる
母子手帳ケースには、必要なものをひとまとめにしておくために、収納スペースが多めに作られているタイプがあります。そのため、母子手帳そのものに比べると、どうしてもサイズが大きく、かさばることがよくあります。
バッグの中で場所をとってしまったり、小さなバッグに入らなかったりすることもありますので、購入する際にはサイズ選びも慎重に考えたほうが良いかもしれません。
サイズや形状がさまざまで選びにくい
最近では、母子手帳ケースの種類が豊富で、さまざまなサイズや形状のものが販売されています。
実際に母子手帳を使って比べてみるとわかりやすいかもしれませんが、見て選んでいるだけではどれが良いのかわからずに、迷ってしまうことも多いでしょう。
何度も買い替えるものではないですし、買って失敗するのはもったいないので、先輩ママにどんなケースが使いやすかったのか等の意見を聞くなどして、自分にあったケースを選ぶことが大切になります。
収納力が足りなくなるときがある
収納力のあるタイプが多く販売されていますが、それでも子どもの成長とともに、収納が足りなくなることもあります。
母子手帳以外に、保険証お薬手帳、病院の診察券などが増えてきて、ケースに入りきらない量になってくることもありますので、収納量は慎重に選びましょう。
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母子手帳ケースに入れるものと使い方
妊娠中
妊娠中には、母子手帳や診察券、保険証、妊婦健診受診票、妊婦健診の補助券など、妊婦健診に必要なものを入れておくと便利です。
健診の際にもらうエコー写真や検査結果、今後の予定、バースプランなど、妊娠出産に関するものをひとまとめにしておくと、妊娠経過がわかりやすくなります。
乳児期
妊娠中にはママのものが多かった母子手帳ケースの中身ですが、出産すると赤ちゃんのものが中心になります。
乳児期には、母子手帳をはじめ、保険証や病院の診察券、乳幼児医療受診票、お薬手帳などを入れておきます。
また、乳児期は予防接種が何度もありますので、予防接種の予診票を入れておくと忘れずに済んで便利ですよ。
幼児期
幼児期も、母子手帳や保険証、診察券、お薬手帳、乳幼児医療受診票などを入れておきます。幼児期になると、小児科以外にも歯科や眼科、耳鼻科など、さまざまな医療機関を受診する機会も増えてくるため、診察券の量が増えてきます。予防接種の回数はすこし減ってきますが、必要な予防接種を忘れないようにたまに母子手帳を見てチェックすることも大切です。
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母子手帳ケースの選び方
サイズ
母子手帳ケースには、さまざまなサイズがあります。母子手帳がぴったり入るサイズのものから、母子手帳の倍くらいあるサイズもあります。
母子手帳ケースの中にどんなものを入れておきたいか?持ち運びのときはどれくらいの大きさのバッグなのか?など、使い方にあわせたサイズを選ぶことが大切になります。
また、母子手帳は各自治体によってサイズも異なりますので、母子手帳交付前に購入される場合はサイズを確認するのを忘れないようにしましょう。
素材
素材もデザインによってさまざまで、布、ナイロン、革、メッシュ……色んな種類があります。
それぞれの好みで選んで問題ないと思いますが、持ち運ぶことを考えると、汚れにくいものを選ぶと安心ですね。また、しっかりとした丈夫なものを選ぶと、長く使えて経済的です。
ナイロン製やビニールコーティングされたものなどもおすすめです。
形
形もシンプルなものから、大小さまざまなポケットがついたものなどさまざまです。ご自身の使い方によって選ぶと良いでしょう。
とにかくシンプルなものが良い人は、100円ショップ等にも最低限のカードが入る母子手帳ケースがあるようです。逆に、とにかくたくさん入れたい収納力重視の方は、ジャバラ式のものを選ぶと便利です。自分にとって一番使いやすい形のものを選べると良いですね。
収納力
母子手帳ケースを選ぶときに一番気になるが、やはり収納力ではないでしょうか。ジャバラ式のものは、高い収納力を求める人に人気です。
ジャバラ式ではなく、色々なサイズのポケットがついたものは、診察券やカードなどをきっちりしまうことができるので、必要なものが探しやすく便利ですよ。
おわりに
母子手帳ケースは、あると便利なものですが、絶対に必要なものではありません。それぞれの生活スタイルや使い方、考え方にあわせて、必要なものを選ぶことが大切です。
妊娠中であっても、まだ必要性を感じていなかったり、ほしいと思えるものに出会えていなかったりする人は、焦って無理に買うことはないかもしれません。
母子手帳は、妊娠中だけではなく、出産後も子どもが小学生になる頃まではずっと使い続けるものです。そして、我が子が大人になったとき、ママから子どもへ、「あなたが生まれる前からこの母子手帳にあなたの成長が綴ってあるんだよ」という愛情とともに、母子手帳を大切に受け継いでもらうのも素敵だと思います。
その時のために、母子手帳を大切に綺麗にとっておけるよう、母子手帳ケースを活用出来たら良いですね。
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