「いつか子供と一緒にお料理したい」
女の子のママなら、そう考えているママも多いのではないでしょうか。
女の子ママに限らず、男の子ママも「そろそろ子供にお手伝いをさせてみたい」と思ったり、子供から「ママのお手伝いやりたい!」と言われるケースもありますね。
では、料理のお手伝いって、何歳から出来るんでしょうか?また、どんなお手伝いから始めると良いのでしょうか?
料理のお手伝いをするメリット
子供が料理のお手伝いをすることで、食への感心が高まります。普段はあまり好んで食べない野菜なども、お手伝いすることによって「さっきママと一緒に自分で作ったから、食べてみよう」と思うケースも多く、好き嫌いがある子には、好き嫌いの克服につながることも。
また、お手伝いして「出来た!」という達成感を味わうことによって、子供は自信を持つことが出来ますし、色んなことにチャレンジしてみようという向上心も芽生えます。
お手伝いは何歳から?
では実際に、料理のお手伝いは何歳からが良いのでしょうか?
- お喋りでママと意志疎通ができる
- 手できちんとものをつまめる
- 立って歩ける
この条件が揃ってさえいれば、簡単なお手伝いは出来ると思うので、早い子は1歳半過ぎに始める場合もあります。但し、1歳半~2歳頃はまだまだ飽きっぽく、イヤイヤ期などもあるので、お手伝いしても5分も持たずに終了…という事も考えられます。
子供が「やってみたい!」というやる気があれば、2歳頃からでも大丈夫ですが、ある程度しっかりお手伝いをやらせてみたいのであれば、3歳頃からがおすすめです。
年齢別のお手伝い例
年齢別のおすすめお手伝い例を紹介するよ!!
2歳
野菜を洗う、レタスをちぎる、トマトやいちごのヘタをとる、玉ねぎの皮むき、卵をかきまぜる
2歳はまだまだ簡単なことしか出来ませんが、洗ったり、ちぎったり、かきまぜたりというお手伝いなら、遊び感覚で取り入れられますね。
3歳
調味料を入れる(計量は大人)、パンをまるめる、おにぎりを丸める、クッキーの型抜き、お米を研ぐ、大根をすりおろす、バナナやきゅうりを切る、サンドイッチに具材を挟む、ピザのトッピング
3歳頃になると、手先もだいぶ器用になってきますので、色んなことにチャレンジさせることが出来ます。まるめたり、型を抜くといった作業は粘土感覚で楽しく出来ますよ!バナナなどの柔らかいものであれば、子供用包丁にもチャレンジ出来ます。
4~5歳
ピーラーで人参の皮むき、人参やジャガイモなどを切る、卵を割る、ゆで卵の殻をむく、パンをこねる、餃子作り、ハンバーグをこねる、料理の盛り付け
4~5歳になると、さらにレベルアップ!バナナやきゅうりだけではなく、もう少し固いお野菜なども切るチャレンジをしてみましょう。もちろん、ママの手助けは必須ですが。
餃子を一緒に包んだり、ハンバーグをこねたりするのも、達成感があって楽しいですね。
おすすめのお手伝い
ここからは、このお手伝いは喜んだ!楽しかった!というおすすめを紹介するよ
ホットケーキ
ホットケーキは材料を混ぜるだけで簡単にできますし、子どもも大好きな食べ物なので、喜んで手伝ってくれます。最初は粉を入れる、卵を割る、牛乳を入れる、かき混ぜるといったお手伝いをしてもらい、慣れてきたらホットプレートに入れる、フライ返しでひっくり返すところまで出来るようになりますよ。
休日のランチにも、おすすめです!
クッキー
クッキーも、子供は大好き!
最初は材料を混ぜる、型抜きをするだけでも楽しいです。少し慣れてきたら生地をこねたり、麺棒でのばしたりといった作業も面白いですね。麺棒や型抜きは、粘土遊びと似ていますから、こどもはとっても喜びます。
どんな形のクッキーが出来るかな~?とワクワクしながら焼き上がりを待つ時間も楽しいですよ。
ピザ
休日のランチにぴったりなピザ。2~3歳のうちはトッピングを。4~5歳になれば生地をこねてのばすお手伝いも。
色んなトッピングを親子で楽しんで、ピザパーティーもいいですね。兄弟やお友達と大人数で出来るのも良いところです。
サンドイッチ
レタスをちぎる、具材を挟むお手伝いなら2~3歳から出来ますし、ジャムを塗ったり、生クリームを絞ったりも3歳くらいなら大丈夫!
卵の殻をむいて、潰して卵サンドを作ったり、いちごのへたをとって、バナナを切って生クリームと一緒にフルーツサンドも美味しいですよね。
親子で楽しむのももちろんですが、ピザと同じく、大人数でワイワイ楽しめるお手伝いにもなります。
お米をとぐ
お米をとぐお手伝いは、全部やらせるのではなく、子どもはお米をとぐ、ママはとぎ汁を捨てる……と役割分担をしておきましょう。
とぎ汁を捨てるとこまでやらせると、お米の半分近くが一緒に捨てられます……(経験者)
ある程度慣れてくれば、軽量カップで軽量することも出来るようになります。
お米をとぐお手伝いは簡単ですが、冷たい水に触れ、お米の感触を味わうことで感覚が刺激されますので、子供の発達にはとても良いのです。
また、大人になってもお米の炊き方が分からない人って実際にいます。我が子がそうならないためにも、お米をとぐお手伝いは積極的にやってもらいましょう。
お手伝いしてもらうときの心得
子供にお手伝いしてもらうときに、心がけたいのは
- 子供の「やってみたい」の気持ちを大切に
- 時間がかかっても気にしない
- 見た目が悪かったり汚れても仕方ない
- 「楽しい」「またやりたい」と思えるように
という点でしょうか。
小さな子供のお手伝いですから、最初は飽きてすぐ投げ出したり、上手く出来なくて泣いてしまったり、材料をこぼして汚したり………ママにとっては多少の忍耐力が必要です。
親子で楽しくクッキング♡なんて優雅なものではありません。楽しめるようになるのは、まだまだ先の話です。
それでも、子供の「できた!」「楽しい」「やってみたい」という気持ちを育てるためには、多少の手間や汚れには目をつぶって、付き合っていきたいですね。
なんて偉そうに言ってますが、心ではそう思っていても、実際にお手伝いをしてこぼされたり汚されたりすると「あーっ!!」と思わず言ってしまうんですよね……
先日、Twitterでも呟きました(笑)
心と時間に余裕がないと、なかなかきちんと子供のお手伝いに向き合うことが出来ません。
忙しいときに無理をしてお手伝いしてもらうと、「何やってるのー!」と言ってしまったり、つい手を出してしまったりして、ママが反省する羽目に…。
子供のやる気や自己肯定感を育てる、楽しいお手伝いにするには、ママの心と食事の時間に余裕があるときに、少しずつ始めていくのが良いですね。
小さな頃からお手伝いで一緒にキッチンに立つと、小学生になるころにはお菓子作りなどもたくさん楽しめるようになりますよ♪
親子で楽しくクッキングが出来る日を夢見て、小さなお手伝いからスタートしていきましょう!
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