生後6ヶ月、寝返りしないけど大丈夫かな?

赤ちゃん
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生後5~6ヶ月になると出来るようになると言われる、赤ちゃんの寝返り。

「そろそろうちの子、6ヶ月になるんだけど、まだ寝返りしない…」と、心配するママの声を聞くことが、よくあります。同じくらいの月齢の赤ちゃんは、もう寝返りをするのに、出来ないと不安になる気持ち、とっても良くわかります。

成長には個人差があると頭では理解しつつも、やっぱり我が子の成長って、気になってしまいますよね。

管理人は、仕事でたくさんの赤ちゃんと接する機会があるのですが、寝返りができるようになる時期は、赤ちゃんによって本当に差があります。

早い子だと3か月(!!!)首が座ったな~と思ったら、もう寝返りをしちゃった!という子もいます。

遅い子だと10ヶ月頃。寝返りをする前にお座りを先にしちゃう子もします。

一般的には、生後7か月までに、7割の赤ちゃんが寝返りができるようになると言われていますが、それはあくまでも一般的な目安。

すべての赤ちゃんに当てはまる訳ではありません。

赤ちゃんの骨や筋肉が発達して、腰がしっかりしてくると、寝返りをする体の準備は出来ています。

ただ、やはり赤ちゃんにも個々の性格があるので、仰向けねんねが好きな赤ちゃんもいれば、うつ伏せを好む赤ちゃんもいる。

コロンと転がるのが楽しいという赤ちゃんもいれば、じーっと上を見てるのが好きな赤ちゃんもいる。

だから、生後5ヶ月、6ヶ月になっても寝返りをしないのは、決して遅い訳でも不思議な訳でもありません。それは、その赤ちゃんの成長の速度であり、個性でもあるんですから。

性格的にのんびりした赤ちゃんは、しばらく見守ってあげて大丈夫

好奇心旺盛で、色んな所を見てみたい!という元気な赤ちゃんは、うつ伏せにすると喜んだり、寝返りも早めに出来る傾向にありますが、うつ伏せを好まず、仰向けで天井やメリーを見て喜ぶ赤ちゃんもいます。のんびりさんだったり、慎重派だったり………。

これはもう、その子の持って生まれた性格ですから、生後5ヶ月でも6ヶ月でも、まだやりたがらないのであれば、無理に練習などをする必要もないですし、寝返りが出来ないだけで、他に心配事がなければ、成長を見守っていて構わないと思います。

体が大きめで、寝返りしづらい子や、寝返りの兆候が見られる場合は、ママが手伝ってみてもOKです。

反対に、寝返りをしたいけど出来ない赤ちゃんもいます。この場合は、ちょっとだけママがお手伝いするのも良いと思います。

赤ちゃんの寝返りは、下半身をひねって、それから上半身がついてくるのですが、体格的にちょっと大きめの子だと、上半身や頭が持ち上げられない場合もあります。

大きめの赤ちゃんじゃなくても、下半身をひねったのはいいけど、そのあとどうしたら良いかわからず、結局元に戻ってしまうこともあるので、そんな時は下半身をひねったタイミングに合わせて、ママが腰や背中を優しく押してあげて、寝返りのサポートをしてみましょう。

下半身をひねるとは、こんな状態ですね。

ただし、寝返りがきちんと出来るようになるのは、あくまでも赤ちゃん自身の力なので、毎回毎回ママがサポートする必要はなく、あくまでも「こうやってやると、出来るんだよ~」という風に、上半身を持ち上げる感覚を、少し味わわせてあげれば大丈夫です。

感覚を覚えたら、いつか赤ちゃん自身の力で出来るようになりますので、それまでは、ゆっくり暖かい目で見守ってくださいね。

赤ちゃんの成長って、とても嬉しくて、出来ることがひとつ増えると、ママも嬉しいですよね。その反面、成長が遅いと心配で、ついついまわりと比べてしまいがちです。

けれど、子育てはまわりと比べずに、マイペースなのが何よりも大切。他の赤ちゃんと比べて、焦ったり不安になったりせずに、我が子のペースをゆっくり見守っていきましょう。

寝返りが出来るようになると嬉しいけど、ママにとっては大変なことも出てきますよ~

仰向けねんねの時は、ベビーベッドでお昼寝したり、ちょっとソファーに寝かせたり、当たり前に出来ていたことが、いざ寝返りが始まると、ベビーベッドにぶつかる、ソファーだと落ちちゃう、さぁどこに寝かせよう!?なんて事態になります。

「早く寝返りしないかな~って思ってたけど、寝返り始まったら目が離せない」

なんて言うママの声も、よく聞きます。

出来ないと心配だけど、出来たらまた心配!ママって忙しいですよね(笑)

いつかやってくる、我が子の寝返り成功の日を、楽しみに待ちましょうね。

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